マチュピチュ遺跡の写真撮影のポイント

 


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この記事では、マチュピチュ遺跡での写真を撮影するポイントを解説します。 

■レンズ

超広角~広角のレンズがおすすめだが、標準ズームでも十分。

 例えば、冒頭写真は31mmの画角で撮っています。マチュピチュをこのアングルから撮ろうとすると、撮影できる場所が限られているので、50mm以上の画角だと全体像を写すのが難しいと思います。標準ズーム(24mm~70mm程度)があれば、広角側で十分に対応できると思います。

■おすすめの撮影設定

絞り優先モードでF8以上

基本的にはF値をF8以上に設定して、画面全体をくっきり写すといいでしょう。人物と一緒に撮る場合には、背景がボケないように広角側でF16くらいまで絞った方がいいかもしれません。また、太陽の位置によっては遺跡全体が逆光になってしまい、白飛びや黒つぶれしてしまうおそれがありますので、露出補正で調整してください。以下はとりあえずの目安です。

・撮影モード:絞り優先オート(オートでも大丈夫)

F値:F8以上(絞り優先の場合)

 ・ISO感度:天候に応じて(またはAUTO)

・ホワイトバランス:天候に応じて(またはAUTO) 

 

■おすすめの撮影場所

  1. マチュピチュ遺跡全景

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    (Canon6D Mark2+TAMRON ModelA037 17mm 1/80秒 f/16 ISO400 )
    当然ここは外せない(というより行かない選択肢はない)でしょう。マチュピチュ遺跡の全景が拝める場所で、遺跡に入って左の坂道を10分程登るとたどり着けます。記念撮影のポイントはいくつかあるのですが、ほとんどの場所はロープが張ってあるので、人物全体を写すとロープが邪魔になってしまいます。上記の写真のように、ロープがない場所で撮るのがおすすめです。

  2. リャマがいる場所(遺跡出口付近)
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    (Canon6D Mark2+TAMRON ModelA037 17mm 1/125秒 f/8 ISO100 )
    マチュピチュ遺跡にはリャマが放し飼い(?)にされています。リャマと一緒に撮影すれば、素敵な記念写真になるでしょう。その際には、できるだけ広角で被写体に近寄って撮影することで、風景と動物をバランスよく切り取れますよ。
  3. ワイナピチュ山

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    (Canon6D Mark2+TAMRON ModelA037 35mm 1/100秒 f/13 ISO200 )
    こちらは少し違った角度からマチュピチュ遺跡を撮影したいという方向け。ワイナピチュ山に登って、マチュピチュ遺跡の全体像を見ることができます。ただし、空気が薄い中片道1時間程度登り坂が続くため、体力のない自分には相当きつかったです。また、ワイナピチュ山は入場制限があるため事前に予約が必要ですのでご注意ください。