ウユニ塩湖でリフレクション写真を極める6つのポイント

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この記事では、ウユニ塩湖で美しいリフレクション写真を撮影するためのポイントを、実際の経験に基づいて解説していきます。なお、記事の写真は基本的に一眼レフで撮影していますが、スマホで撮影する場合にも参考にできると思います。

1.水面に波が立たないように注意!

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ウユニ塩湖の魅力は何といっても湖面が鏡面のように反射するリフレクション

きれいなリフレクションのためには水面に波がなく穏やかであることが条件です。しかし、被写体やカメラマンなどが動くことによってできる波や泡が、像をぶらしたり邪魔になってしまいがちです。また、風によって波が立ってしまうこともあります。風はどうしようもないのですが、被写体の位置を決めたら、波が収まるまでしばらく動かずに待ってもらうといいでしょう。

2.被写体からは十分に距離を取る

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これもリフレクションを捉えるために大事なポイントです。上の例を見ると、カメラに近い人物は水面に全く写っていないのに対して、後ろの方の人物にはうっすらと写っているのが分かります(手前の方が水深が浅くみえますが、実際には同じくらいの深さです)。おそらく、被写体が遠い方が水面の角度がレンズに対して直角に近くなるためだと思われます。また、波や泡を少なくする意味でも、あまり被写体とは近すぎない方が望ましいです。

3.カメラはできるだけ低い位置で撮る

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ウユニ塩湖できれいなリフレクションを撮るための3つ目のポイントは、カメラをできるだけ低い位置に持って撮ることです。先ほどの写真を見ても分かる通り、高い位置から撮るとあまり反射していません。これも、低い位置から撮った方が、水面とレンズの角度が直角に近くなるからだと思われます。

バリアングル液晶やチルト液晶のあるデジカメであれば、液晶の角度を調整することで、水面ギリギリから撮ることができます。ただし、下は塩水なので、大事なカメラやスマホを浸してしまわないように十分に注意してくださいね。

4.衣装は赤色などの鮮やかな方が映える

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日中は画面全体に占める青色の割合が広いため、鮮やかな赤や黄色の衣装があれば、映えること間違いなしです。逆に、夕方にシルエットで撮影する場合には、色よりも形を意識するといいと思います。 

5.背景に何が写っているかにも目を配る

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上の例は、背景の山が近かったため、非日常感が薄れてしまっています。個人的には、以下の二つが揃った場所が理想の背景と考えています。

  • 空と地面の境界線が見えなくなるような何もない場所
  • 空には薄い雲が浮かんでいる状態

6.画面に占める地面の割合を大きく取る

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上の作例は、被写体と空がメインになるように画面に収めたものです。これでも十分素敵な写真なのですが、被写体と空のリフレクションを画面内に入れるとさらにウユニ塩湖らしい写真になります。

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おまけ.グループフォトは一番いい時間帯にやってくる

これは参加するツアーにもよると思うのですが、私の参加したツアーではドライバー兼ガイドがグループフォトを撮ってくれました。これはこれで嬉しいのですが、写真を撮りたい側としては、夕暮れの光が一番いい時間帯に撮れないのはなかなかツライものでした。ガイドに夕暮れ前に終わらせてもらうようにお願いするといいかもしれません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。このように、いくつかのポイントを押さえれば、ウユニ塩湖できれいなリフレクション写真を撮ることができます。もちろん、これが絶対というわけではありませんが、一生に一度行きたい絶景の写真撮影を楽しむための参考になれば幸いです。